第49回ニューイヤーコンサートのご案内をいたします。
本年、日本・スペインギター協会は創立50周年を迎えます。今回のニューイヤーコンサートは、それを記念した祝祭プレコンサートとなっております。2022年度スペインギター音楽コンクール受賞者の皆様、そして当協会理事・会員有志の皆様を中心にバラエティに富んだ演奏をお楽しみいただけます。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。チケットは電子チケットのほか、各出演者の皆さまより入手されますとスムーズです。
2022年度スペインギター音楽コンクール受賞者と
会員有志による 第49回ニューイヤーコンサート
〜日本・スペインギター協会創立50周年記念プレコンサート〜
2023年1月29日(日)13:00開演
ミレニアムホール(台東区生涯学習センター2F)
東京都台東区西浅草3丁目25番16号
TEL:03-5246-5827
東京メトロ日比谷線 入谷駅1番出口 徒歩約8分
JR山手線・京浜東北線 鶯谷駅 南口 徒歩約15分
東京メトロ銀座線 田原町駅3番出口 徒歩約10分
主催: 日本・スペインギター協会
共催: 日本ジュニア・ギター教育協会
後援: 外務省/駐日スペイン大使館/スペイン政府観光局/台東区/台東区教育委員会
助成: 公益財団法人 ローム ミュージック ファンデーション
一般前売券はこちらよりお求めください。(クリックするとお申し込みフォームに飛びます)
今回のチラシも引き続き2018年第36回スペインギター音楽コンクールにて第1位を受賞され、ID賞でスペインに行かれたときから絵の才能にも注目していました仲山涼太さんに描いていただいたイラストが添えられています。一筆描き始めると感性の趣くままの色使いで止まらずに描き上げるという素晴らしい才能です。まるで音楽が流れてくるような豊かな色彩によるデザインで新年のコンサートを彩ります。ぜひお楽しみいただけましたら幸いです。(河野智美)
「New year concertという新年の晴々しい催し物の表紙を手掛けさせて頂き光栄でございます。私自身も2019年に出演させて頂きましたがこの様な形で関わらせて頂いたことを本当に嬉しく思っています。 日本・スペインギター協会の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。
仲山涼太」
出演者 曲目とプロフィール
※出演順は当日のプログラムをご確認ください
第40回スペインギター音楽コンクール入賞者
モーツァルトの「魔笛」による序奏と変奏曲Op.9 (F.ソル)
東京生まれ。高校1年生。4歳よりクラシックギターを始め、村治昇、坂場圭介、大萩康司各氏に師事。ソルフェージュを清水佐和子氏に師事。
これまでに、マルコ・ムッソ、斎藤優貴、益田正洋、岡本拓也、小暮浩史、ホルヘ・カバジェロ各氏のレッスンを受講。趣味は読書と写真。おもな受賞歴
第39回ジュニア・ギター・コンクール小学校高学年の部金賞
第41回GLC学生ギターコンクール小学校高学年の部第1位
第42回ジュニア・ギター・コンクール中学生の部金賞
第43回ジュニア・ギター・コンクール中学生の部金賞、最優秀賞
第46回GLC学生ギターコンクール中学生の部1位
第47回GLC学生ギターコンクール高校生のの部1位
ルーマニア国際音楽コンクールJr.版「第5回赤坂ジュニア音楽コンクール」グランプリ(ピアノ・弦楽器・管楽器・ギターの全部門通しての総合優勝)
第40回スペインギター音楽コンクール第1位、聴衆賞
セビリアーナ(J.トゥリーナ)
7歳から父の手ほどきでギターを始め、9歳から新井伴典氏に師事。2019年第41回ジュニアギターコンクール最優秀賞、第44回GLC学生ギターコンクールGLC賞。2021年メルカリコンサートギターオーディション クラシックギター部門ジュニアグランプリ、第45回ギター音楽大賞 大賞部門第2位。2022年第53回クラシカルギターコンクール第2位、第40回スペインギター音楽コンクール第3位。レゴ、スターウォーズ、マーベルを愛する高校1年生。
グランソロ Op.14(F.ソル)
1993年生まれ、福岡県出身、東京都在住。これまでにギターを橋口武史、塩谷牧子、金庸太に師事。京都在住の金丸花実とのデュオ「Sound Holes」にて、クラシックギター二重奏による演奏活動を各所で行っている。第48回日本ギターコンクールオヌール部門第2位、第65回九州ギター音楽コンクールグランプリ部門第1位、他。(Sound Holesとして)第31回日本ギター重奏コンクール第1位、他。
涙の賛美(F.シューベルト〜J.K.メルツ編)、ファンダンギーリョ(J.トゥリーナ)
2002年埼玉県生まれ。3歳よりギターを始め、これまでに金子忠良氏、鈴木俊夫氏に師事。現在、プラサギターラにて篠原正志氏に師事。
第9回J.S.バッハ国際ギターコンクール第2位、第39回スペインギター音楽コンクール第4位及び聴衆賞、第47回GLC学生ギターコンクールにて大学生の部第1位及びGLC賞を受賞。
東京プレクトラム音楽祭2022にて、マンドリンオーケストラと共演。演奏会等にて、ソロだけでなく歌やウクレレ、ピアノ、ヴァイオリンなどとのセッションも行う。
「アロンソの結婚」間奏曲(G.ヒメネス)、神秘的なバリケード(F.クープラン)
4歳よりクラシックギターを始め、現在、村治昇氏・山田岳氏に師事。その他、国内外のギタリストのマスタークラスを受講。第15回ギター大好きみんな集まれギターコンペティション全国大会B部門金賞、第44回ジュニアギターコンクール中学生の部3位、第42回GLC学生ギターコンクール中学生の部1位。学校の吹奏楽部では打楽器を担当。
マドゥーラ賞・マドゥーロ賞
展覧会の絵より-古城〜抜粋(M.P.ムソルグスキー )、スペイン組曲第1集 Op.47よりセビーリャ(I.アルベニス)
広島県生まれ。母校、広島ノートルダム清心学園ギタークラブ創立、7年間指導。2003年沖縄系バンドでギターを再開、都内ライブハウスを中心に活動。2015年よりレオナルド・ブラーボ氏に師事。2021年市民公益活動団体KASHIWA NOTE立ち上げ。youtubeチャンネル登録者1000人以上。
【コンクール】2014度ギター文化館シニアコンクール優勝、スペインギター音楽コンクール2019・2022年度マドゥーラ賞。2020年メルカリギターオーディションで片麻痺のギタリストとのデュオでメルカリ特別賞受賞
【発明】「初めてでも指1本5分でギターが弾けるようになる補助具ギタぽん」を発案。実用新案登録、製品開発済。さらに発展させ指いっぽんでどんなコードも可能なアイデアで、特許取得【特許6432014号】
讃歌『ドビュッシーの墓のために』(M.de ファリャ)、スケルツォ・ワルツ(M.リョベート)
13歳より独学でギターを始める。大学卒業後も働きながらギターを続けていたが、程なく高田元太郎氏に師事し、現在に至る。第9回名古屋ギターコンクール本選出場。これまでアルバロ・ピエッリのマスタークラス等を受講。
アラビア風奇想曲(F.タレガ)、眠りのトレモロ(乙川利夫)
1949年東京に生まれる。14歳の時ギターを金井勇氏に師事。
1971年から3年間理学療法士として病院勤務の後、あん摩師・はり師・きゅう師免許取得。
1980年宮城教育大学卒業。英語、音楽教員免許取得。
神戸視力障害センター、国立障害者リハビリテーションセンターで理療科教員として勤務。
2009年退職後、ギターを石村洋氏に師事し、訪問演奏活動開始。
2014年第16回TIAA全日本作曲家コンクール入選を機に、日下部満三氏に作曲を師事。
現在、ビースコアという楽譜点訳ソフトにより新曲の習得及び作曲を続け、Oto’s Projectという協力者を得て、「現代ギター」への掲載等で自作曲の公開を続けている。
グラン・ソロ Op.14(F.ソル〜A.セゴビア編)
札幌市在住。渋谷 環氏に師事。手塚健旨氏率いる合奏団カンパニージャ所属。
11歳頃から父の影響でギターを始め,17歳から5年間大塚房喜氏の指導を受ける。
34歳から練習を再開し,長男の巌とともに宮下祥子氏に10年間師事。
平成24年度札幌市民芸術祭の奨励賞を受賞したほか,全国のアマチュア対象のギターコンクールにおいて入賞多数。
マリア・エステル氏等国内外における著名なギタリストのマスタークラスを受講して研鑽に励んでいる。
国立大学事務職員として勤務の傍ら,趣味でクラシックギターと釣りを嗜む。A.セゴビアの演奏が大好きな58歳。
「禁じられた遊び」のロマンス(ナルシソ・イエペス編)、アルハンブラの想い出(F.タレガ)
大学でギターサークルの先輩であった佐藤洋美氏に指導を受け、
後に同氏の紹介でナルシソ・イエペスの弟子である宮本徳二氏に師事し今に至る。
大学卒業とともに10弦ギターに転向した。
イエペスが亡くなった翌年の1998年から、イエペスの教えを伝えていこうという
主旨のコンサートを続けている。
すずきギターページ http://suzukiguitar.jp
会員有志
Op.31 よりアダージョ カンタービレ、Op.41 よりマズルカ(F.ソル)
椎野 みち子&森 淳一
稲垣稔、エルマンノ・ボッティリエーリ各氏にギター師事。
松田昌、村井秀清、佐々木昭雄各氏に和声、対位法、作編曲、ジャズアドリブを師事。
カワイ出版、現代ギター社、ホマドリーム、長谷部企画から、和声書・自作曲集を18冊出版。
国内外でコンクール審査やコンサート、和声講座を担当。
日本・スペインギター協会、ジュニアギター教育協会、GLC、各理事。
日本ギター連盟正会員。ヤマハ認定ピアノ・エレクトーン講師。
フランスのパリに留学。 エコール・ノルマル・ド・ミュージック、
ギター科を経てパリ・ショパン音楽院にて ベート ・ダベザック氏に師事
1994年同音楽院ギター科、室内楽科1位ディプロム取得
帰国後は各地コンサート活動を始め、後進の指導にもあたっている
森淳一ギターウクレレ教室主宰
アウラ音楽院講師(秋葉原、入谷鴬谷)
神奈川ギター協会、日本ギタリスト協会、 日本・スペインギター協会会員
ロシータ(タレガ~中島晴美編)、カタルニア奇想曲(アルベニスop.165~中村雪武編)、アンダルシアの歌(アンダルシア民謡)
安藤三七子&竹之内朋子&中島晴美
5歳よりピアノをはじめ、12歳からギターを始め、青沼道子氏、加藤誠氏に師事。第20回神奈川新人ギタリストオーディション合格。現在、戸塚、鎌倉を中心に指導・演奏活動を行っている。
北海道出身。5歳よりピアノを12歳よりギターを始め宇賀神昭、山口昭三、篠原正志、ホルヘ・アリサ、ミゲル・アンヘル・ジロレットの各氏に師事。92年来日中の英国ロイヤル・バレエ団の東京公演に共演。神奈川新人ギタリストオーディション合格。
エルビート幻想~エルビート(スペイン民謡~篠原正志編)
建 孝三&中島 晴美&篠原 正志
(公社)日本ギター連盟主催第18回東京国際ギターコンクールにおいて優勝。A.ポンセ氏に師事する。ポーランド、ベルギー大使館にてコンサートをする他、NHK・FM出演やオーケストラとの共演などで活躍。海外ではベトナム、ベルギー、ニュージーランド、スペイン、チェコなどにてリサイタルを行う。ベトナム・ホーチミンでの 「サイゴン国際ギターフェスティバル2015」やチェコ・プラハで行われたギターフェスティバル「Guitar Across Styles2017」に招聘されてリサイタルをする他「第17回コマルカ・エル・コンダード国際ギターコンクール」などの審査員を務める。
12歳よりギターを月村義孝、中川信隆、江間常夫各氏に、和声学を中村洋子氏に師事。ビテッテイをはじめマスタークラス受講多数。81~85年米国ウエストチェスター音楽院で学び、イタリア、スペイン、トルコなど国内外で演奏。セゴヴィア国際ギターコンクール(スペイン)など受賞多数。2016年より日本女子大学ゲスト講師。日本・スペインギター協会会長。CD “ Chaconne to Chant Song”「レコード芸術」準特選盤。
第16回東京国際ギターコンクールにて第1位受賞。1975年渡欧。1977年東京デビュー。ソロ活動の他、ギターデュオ「フリーバーズ」、チェロとのデュオを中心とした「Ensembleたのシック」、また他のジャンルのアーティストとの共演など国内外で数多くコンサート活動。 2010年より長野市飯綱高原にて総合音楽祭「いいづなムジカフェスタ」主宰。2015年よりネット放送「ギターはおしゃべり」を企画制作、毎週Youtubeにアップ。日本ギター合奏連盟理事長。
オリエンタル(E.グラナドス)、コルドバ(I.アルベニス)
茂木拓真&小林愛美
神奈川県出身。12歳より中学校の部活動でギター合奏に出会い、中学校卒業後15歳より独奏を始める。これまでにギターを小林徹、井上仁一郎、大萩康司、鈴木大介の各氏に師事。室内楽を山田武彦、中根康美の各氏に師事。ザビエル・ジャラ、マリア・エステルのマスタークラスを受講。
第50回神奈川新人ギタリストオーディション首席入賞。 第47回GLC学生ギターコンクール大学生の部2位入賞。学内リサイタル講座にて優秀者受賞。
現在、洗足学園音楽大学4年に在籍。
グラン・ワルツ(F.タレガ)、ロンデーニャ(R.S.デラマーサ)
神奈川県出身。1996年生まれ。9歳よりギターを始め堀井 義則氏に師事。福田 進一、ジュディカエル・ペロワ、マリア・エステル・グスマン、エドゥアルド・フェルナンデス、フローリアン・ラルースやその他各氏のマスタークラスを受講。現在は洗足学園音楽大学クラシックギターコースにて原 善伸、大萩 康司、鈴木 大介の各氏に師事している。第41回GLC学生ギターコンクール大学生部門第1位、第34回スペインギターコンクール優勝、第49回クラシカルギターコンクール優勝、又その他コンクールにて入賞。2017年2月、駐日スペイン大使館にて初のソロコンサートを行い、翌年1月に日本スペイン友好関係150周年記念式典の式典奏者に選ばれる。
安宿のファンダンゴ(J.ロドリーゴ〜ロメロ編)、ギター二重奏の為の六つの易しいワルツ より Op.44-bis(F.ソル)
木村眞一朗&小林透
1994年生まれ。神奈川県出身。洗足学園音楽大学弦楽器コース卒業。同大学院修士課程を首席で修了。在学中、学内の特別選抜演奏者に認定される。第32回スペインギター音楽コンクール第1位、第39回GLC学生ギターコンクール大学生の部第1位、第42回神奈川新人ギタリストオーディション他、クラシカルギターコンクール、名古屋ギターコンクール等、国内の数々のコンクールで入賞。JGAギター音楽祭2015に出演し、ベストパフォーマー賞を受賞。JTアートホール主催の「期待の音大生によるアフタヌーンコンサート」、LFJエリアコンサートに出演。2016年、原田幸一郎氏の指揮により、A.ピアソラ作曲ギター、バンドネオンと弦楽合奏のための二重協奏曲を演奏(洗足学園前田ホール)。2019年、春陽会主催の第96回春陽展にてギャラリーコンサートを行う(国立新美術館)。これまでにギターを畑上良文、原善伸、鈴木大介、大萩康司の各氏に師事。ソルフェージュを大森義和氏に師事。現在、ギターソロやデュオ、他楽器とのアンサンブルで幅広く演奏活動を行う。ギター、ウクレレの個人教室を開講。(財)ヤマハ音楽振興会認定講師。ソナーレ・アートオフィスより1st Album「青空の向こうに Beyond the Blue Sky」をリリース。レコード芸術準特選盤。オフィシャルサイトhttp://shinichiro-kimura.com/
越田滋、E.ボッティリエーリ、坂場圭介、長岡克己各氏に師事。新井伴典、V.ゴルバッチ、今村泰典、J.ファルー、T.アンゲネンド、佐々木忠、G.デバイン、F.ラルース、P.セサルツキー、G.M.チャンパ、I.マトス、篠原正志、益田正洋、小暮浩史 各氏のマスタークラス、井桁典子氏のアンドーヴァーワークショップを受講。イーストエンド国際ギターコンクール入賞、GFP首席入賞、スペインギター音楽コンクール入賞、東京プレクトラム オーディション首席入賞及びグランプレミオ賞を受賞。日本ギター連盟よりディプロマを授与。オルケストラ・シンフォニカ・東京(OST)ギター首席奏者。ギターの弦振動に関する研究を国際会議にて発表。博士(工学)。
ファンダンギーリョOp.36(J.トゥリーナ)、内なる想いより3,5(V.アセンシオ)
フォレストヒルミュージックアカテミーにて⽵内⻯次、三良裕亮、上野芽実、夏川由紀乃の各氏に師事。 第62回九州ギター音楽コンクール優勝。第50回クラシカルギターコンクール、第38回スペインギター音楽コンクール共に第2位。2019年ガルニャーノにてO.ギリア他に、同年台湾国際ギターフェスティバルにてL.ブローウェル他に学ぶ。九州ギター音楽協会公認講師。フォレストヒルミュージックアカデミーギター科講師。
青い月に震える(畑中雄大)
ピカルディ・ギターコンクール(仏)優勝、A.バリオス国際ギターコンクール(仏)最高位、バンコク国際ギターコンクール3位、東京国際ギターコンクール本選入賞など授賞多数。フランス・イタリア・スペイン・アルゼンチン・チリ・タイ・インドネシア等、世界各地のギターフェスティバルにてソロリサイタルとマスタークラスを開催。2011年にはアルゼンチンでオーケストラとギター協奏曲の初演を行い、スタンディング・オベーションで賞賛を得た。2013年ブルガリアでアランフェス協奏曲のソリストとして迎えられる。2014年と2019年に世界最大のギターフェスティバル・ギター・デル・ムンド(アルゼンチン)に唯一の日本人として招聘され、アルゼンチン各地でソロリサイタルを開催。イーストエンド国際ギター・フェスティバル主催者。