第50回ニューイヤーコンサート

2023年度スペインギター音楽コンクール受賞者と
会員有志による 第50回ニューイヤーコンサート

2024年1月28日(日)14:00開演

ミレニアムホール(台東区生涯学習センター2F)

東京都台東区西浅草3丁目25番16号
TEL:03-5246-5827
・東京メトロ日比谷線 入谷駅1番出口 徒歩約8分
・JR山手線・京浜東北線 鶯谷駅 南口 徒歩約15分
・東京メトロ銀座線 田原町駅3番出口 徒歩約10分

主催: 日本・スペインギター協会
共催: 日本ジュニア・ギター教育協会
後援: 外務省/駐日スペイン大使館/台東区/台東区教育委員会

一般前売券はこちらよりお求めください。


【前売り券】https://t.livepocket.jp/e/ny2024


【当日券】https://t.livepocket.jp/e/ny2024today

〇出演者・演奏曲(演奏予定順)

箭田 昌美

ラ・フロンテーラ・デ・ディオス より 1.夜明けと風景 3.牧歌 5.犠牲(R.S.デ・ラ・マーサ)

10代の頃からクラシックギターを独習する。
立教大学交響楽団、ザ・シンフォニカ、新交響楽団にてホルン奏者として活動する。
2013年よりクラシックギターを田口秀一氏に師事する。
2016年第17回全日本アマチュアギターコンクール第1位
2018年第13回シニアギターコンクールミドルの部第1位
2022年第16回シニアギターコンクールシニアの部第1位
スペインギター音楽コンクールでは第38回および第41回にマドゥーロ賞を受賞

木下 敏雄

ルドヴィーコのハープを模したるファンタジア  (A.ムダーラ)
ソナチネ第1楽章  (F.M.トローバ)

12才の頃、兄が使っていたギターを手にし独学でギターに親しむ。学生時代にギター教室に通いギター奏法の基礎を学ぶ。大学の「大学祭」の折、友人のサポートを得て「ギターリサイタル」を行う。
上京して仕事に就きながらギター教室に通うも仕事が忙しく中断する。当時、イギリスに行く機会があり、ロンドンの演奏会でアンドレス・セゴビアの生の演奏に接する。セゴビアの偉大さは勿論のこと、ギターの持つ表現力の多彩・多様性に改めてその魅力を知る。時を経て退職後、かつてのギター教室の仲間と月1回、互いの演奏を聴き合う会を持ち、年1回「ステージ研修」と称してホールを借りて、聴衆のいないコンサートを持っている。近年は、時間の余裕が出来、技術・表現力の向上の意味合いを兼ねてギターのコンクールに挑戦を始め、現在に到っている。


岩田 龍真

グランソロ Op.14 (F.ソル)

大阪府在住。箕面自由学園高等学校1年生。
5歳よりギターを始め、大野朱美、和本正貴の各氏に師事。現在は朴葵姫氏にも師事。
2016年ジュニア・ギター・コンクール小学校低学年の部第1位
2018年日本ギターコンクール小学生部門第1位
2019年ギター音楽大賞小学校高学年の部第1位及びジュニア部門最優秀賞受賞
2021年、2022年 日本ギターコンクール中学生部門銀賞
2022年山陰ギターコンクール中学生の部第1位及びジュニア部門最優秀賞受賞
2023年日本ギターコンクール上級部門銀賞

三谷 光恵

セビーリャ (I.アルベニス)

子供の頃から独学でギターを弾いていましたが、40代でクラシックギター教室に入り、あっという間に20年が過ぎ、中高年と呼ばれる歳になりました。
気が付いたらギター三昧の日々です。ギターが弾けて人生が豊かになりました。ギターは一生の友達です。

平 丈恵&中島 晴美

スペイン風奇想曲(C.ムニエル)

・平 丈恵

1998年、秋田市アトリオン音楽ホールでのコンサートを機に、クラシックギター、ピアノ、パイプオルガン等と全国各地でコンサートを開催。
海外では、2000年スペイン、2003年イタリア親善演奏にて、ソリストとして演奏。2003年オーストラリア国際マンドリンフェスティバルにて、オーケストラのコンサートマスターとして演奏。
2006年、ギターの神原順一氏と『デュオ・レジェンダ』を結成。2009年、ドイツ・ハンブルク音楽院 留学生特別コース・マンドリン科修了。2014年『マンドリン、ソプラノ、パイプオルガンによる〜響きの詩集〜』CDリリース。現在、秋田カルチャースクール講師。平マンドリン教室主宰。マンドリン音楽祭音楽監督・指揮。一般社団法人日本マンドリン連盟東北理事。

・中島晴美

12歳よりギターを月村義孝、中川信隆、江間常夫各氏に、和声学を中村洋子氏に師事。ビテッテイをはじめマスタークラス受講多数。81~85年米国ウエストチェスター音楽院で学び、イタリア、スペイン、トルコなど国内外で演奏。セゴヴィア国際ギターコンクール(スペイン)など受賞多数。2016年より日本女子大学ゲスト講師。日本・スペインギター協会会長。CD “ Chaconne to Chant Song”「レコード芸術」準特選盤。

小林 透

ソナタ Op.20 (石月一匡) 

越田滋、E.ボッティリエーリ、坂場圭介、長岡克己 各氏に師事。新井伴典、V.ゴルバッチ、今村泰典、J.ファルー、T.アンゲネンド、佐々木忠、G.デバイン、F.ラルース、P.セサルツキー、G.M.チャンパ、I.マトス、篠原正志、益田正洋、小暮浩史 各氏のマスタークラス、井桁典子氏のアンドーヴァーワークショップを受講。イーストエンド国際ギターコンクール入賞、GFP首席入賞、スペインギター音楽コンクール入賞、東京プレクトラム オーディション首席入賞及びグランプレミオ賞を受賞。日本ギター連盟よりディプロマを授与。
オルケストラ・シンフォニカ・東京(OST)ギター首席奏者。ギターの弦振動に関する研究を国際会議にて発表。博士(工学)。

椎野 みち子

「ひとつ星」「今帰仁」(椎野みち子)

稲垣稔、エルマンノ・ボッティリエーリ各氏にギター師事。
松田昌、村井秀清、佐々木昭雄各氏に和声、対位法、作編曲、ジャズアドリブを師事。
カワイ出版、現代ギター社、ホマドリーム、長谷部企画から、和声書・自作曲集を18冊出版。
国内外でコンクール審査やコンサート、和声講座を担当。
日本・スペインギター協会、ジュニアギター教育協会、GLC、各理事。
日本ギター連盟正会員。ヤマハ認定ピアノ・エレクトーン講師。


樋浦 靖晃

演奏会用断章 Op.54(F.ソル)

ピカルディ・ギターコンクール(仏)優勝、A.バリオス国際ギターコンクール(仏)最高位、バンコク国際ギターコンクール3位、東京国際ギターコンクール本選入賞など授賞多数。フランス・イタリア・スペイン・アルゼンチン・チリ・タイ・インドネシア等、世界各地のギターフェスティバルにてソロリサイタルとマスタークラスを開催。2011年にはアルゼンチンでオーケストラとギター協奏曲の初演を行い、スタンディング・オベーションで賞賛を得た。2013年ブルガリアでアランフェス協奏曲のソリストとして迎えられる。2014年と2019年に世界最大のギターフェスティバル・ギター・デル・ムンド(アルゼンチン)に唯一の日本人として招聘され、アルゼンチン各地でソロリサイタルを開催。イーストエンド国際ギター・フェスティバル主催者。

建 孝三&中島 晴美&篠原 正志

ソナタニ長調 (M.アルベニス~篠原 正志 編)
スペイン組曲 Op.47より 2.カタルーニャ(I.アルベニス~篠原 正志 編)

・建 孝三

(公社)日本ギター連盟主催第18回東京国際ギターコンクールにおいて優勝。A.ポンセ氏に師事する。ポーランド、ベルギー大使館にてコンサートをする他、NHK・FM出演やオーケストラとの共演などで活躍。海外ではベトナム、ベルギー、ニュージーランド、スペイン、チェコなどにてリサイタルを行う。ベトナム・ホーチミンでの 「サイゴン国際ギターフェスティバル2015」やチェコ・プラハで行われたギターフェスティバル「Guitar Across Styles2017」に招聘されてリサイタルをする他「第17回コマルカ・エル・コンダード国際ギターコンクール」などの審査員を務める。

・篠原 正志

(公社)日本ギター連盟主催第18回東京国際ギターコンクールにおいて優勝。A.ポンセ氏に師事する。ポーランド、ベルギー大使館にてコンサートをする他、NHK・FM出演やオーケストラとの共演などで活躍。海外ではベトナム、ベルギー、ニュージーランド、スペイン、チェコなどにてリサイタルを行う。ベトナム・ホーチミンでの 「サイゴン国際ギターフェスティバル2015」やチェコ・プラハで行われたギターフェスティバル「Guitar Across Styles2017」に招聘されてリサイタルをする他「第17回コマルカ・エル・コンダード国際ギターコンクール」などの審査員を務める。

LIBERTA(リベルタ)

 

「カルメン組曲」(G.ビゼー~W.カネンガイザー編)

2021年結成。
木村眞一朗、五味拓磨、茂木拓真、大貫淳也によるギターカルテット。
全員が洗足学園音楽大学または同大学院を首席で卒業。原善伸氏に師事。
第35回日本ギター重奏コンクールにて第1位およびHARUMI賞を受賞。
現在はそれぞれが演奏者、指導者として活動中。これまでに神奈川、東京、長野、山梨にて公演を開催。
2024年9月1日、すみだトリファニーホールにてコンサート開催の予定。
メンバーの木村眞一朗、茂木拓真はスペインギター協会理事として在籍している。

 

齊藤 瑠人

ラ・グラン・サラバンダ (L.ブローウェル)

1994年生まれ、静岡県出身、奈良県在住。
幼少期に父の手ほどきによりクラシックギターを始めるが、小学校でやめてしまう。高校よりヘヴィメタル、ハードロックの世界にのめり込む。大学でクラシックギターを独学で再開。現在社会人となり、SNSでの動画投稿や、コンクール、マスタークラスに挑戦中。本業は獣医師。
第29回埼玉ギターコンクール優勝、第15回ギター大好きみんな集まれコンペティション全国大会グランプリ、第3回名古屋国際ギターコンクール愛好家部門1位、他。

渡邊 華

バスクの歌 (A.J.マンホン)

これまでにGLC学生ギターコンクール高校生の部、大学生の部で1位。コマルカ・エル・コンダード国際ギターコンクール(スペイン)ファイナリスト。第34回、第36回、第38回、第41回スペインギター音楽コンクール、2016年クラシカルギターコンクールで入賞。
アルヴァロ・ピエッリ、ペペ・ロメロ、マリア・エステル、ミゲル・トラパガのマスタークラスを受講。日本大学芸術学部音楽学科卒業。中学校、高等学校教諭 第1種免許状(音楽)取得。地元福島をはじめ東京で演奏活動を行うほか、ギター講師として活動。ドローンで撮影したギター演奏動画を渡邊華youtubeチャンネルにて公開中。ギターを渡辺隆、佐藤紀雄、高田元太郎の各氏に師事。

白川 千穂

①貴女の上にはただ花ばかり(F.モンポウ~篠原正志編)
②シャコンヌ・ドゥ・アーレクイン(J.B.リュリ~R.de.ヴィゼー編)

5歳よりイハラ音楽教室にてクラシックギターを学び、伊原鉄朗、伊原空弥両氏に師事。10歳より篠原正志氏に師事。 第44回ジュニアギターコンクール小学校高学年の部第1位、第47回GLC学生ギターコンクール小学生高学年の部第1位。読書が大好き。中学校ではボランティア部で活動中。

小林 愛美

劇的幻想曲「旅立ち」(N.コスト)

2022年度洗足学園音楽大学ワールドミュージックコースを1期生として首席で卒業。 12歳より中学校の部活動でギター合奏に出会い、卒業後15歳より独奏を始める。これまでにギターを小林徹、井上仁一郎、大萩康司、鈴木大介の各氏に師事。室内楽を山田武彦、中根康美の各氏に師事。ザビエル・ジャラ、マリア・エステル・グスマン、ラファエラ・スミッツ、ホセ・マヌエル・クエンカ、ジュディカエル・ペロワのマスタークラスを受講。 第50回神奈川新人ギタリストオーディション首席入賞。第47回GLC学生ギターコンクール大学生の部2位入賞。同大学在学中、学内リサイタル講座にてジョイントリサイタルに出演し、優秀賞を受賞。2022年度卒業演奏会(前田ホール)に選抜され、優秀賞を受賞。現在は、井桁ギター教室、ミュージックベア木場校にてギター、ウクレレ講師を務める。(財)ヤマハ音楽振興会認定講師。神奈川ギター協会会員。

小林 龍和

前奏曲 第5番 (H.ヴィラ=ロボス)
スペイン舞曲 第5番 アンダルーサ (E.グラナドス)

6歳よりギターとピアノを始め、ギターにおいては村治昇氏、坂場圭介氏に師事。第39回スペインギター音楽コンクール 第1位、第41回ジュニアギターコンクール・高校生の部 第1位、第43回GLC学生ギターコンクール・高校生の部 第2位、第3回イブラ・グランド・アワード ワールドミュージック部門第2位(グランプリ進出)。第53回クラシカルギターコンクール 第4位。2022年8月にはJGAギター音楽祭 Kyo-en in 東京でベストパフォーマー賞を受賞。同年9月には東京ビッグサイトで行われた観光見本市「ツーリズムEXPOジャパン」のスペイン観光局ブースで演奏、11月には駐日スペイン大使館でソロコンサートを開催。高校ではブラスバンド部でクラリネットを担当した。現在は東京大学文学部3年生。大学では第二外国語としてスペイン語を学習しているほか、大学の映画サークルで映画制作を行い、主に監督、脚本、撮影、編集などを担当している。東京都出身。

赤井 香琳

『火のソナタ』よりⅡ.フィアメッタ (T.マルコ)

2002年埼玉県生まれ。3歳よりギターを始め、これまでに金子忠良氏、鈴木俊夫氏に師事。現在、プラサギターラにて篠原正志氏に師事。
第9回及び12回J.S.バッハ国際ギターコンクール第2位、第35回重奏コンクール第2位、第39回スペインギター音楽コンクール4位及び聴衆賞、第47回GLC学生ギターコンクールにて大学生の部第1位及びGLC賞を受賞。
東京プレクトラム音楽祭2022にて、マンドリンオーケストラと共演。ソロだけでなく歌や他楽器とのセッションも行う。

宮川 春菜

椿姫の主題による幻想曲 (F.アルカス)

奈良県出身
小学 2 年生より牧瀬豊氏に師事。
小学 4 年生の時に第 39 回日本ギターコンクールに出場し、初出場ながら金賞を受賞。
同コンクールでは 5 年連続金賞と、4 年連続日本ギター協会賞を受賞。
山陰ギターコンクールで 2 年連続優勝。特別賞「米子市長賞」受賞。
弱冠12歳にして地元奈良県でソロリサイタルを開催するなど注目を浴び、クラシック・ギター界の期
待の新星として TV や新聞・雑誌でも紹介される。
2019 年 第 27 回山陰ギターコンクールプロフェッショナル部門優勝。特別賞「鳥取県知事賞」受賞。
2020 年 第 42 回ジュニアギターコンクール高校生の部優勝。第一線で活躍するギタリストも獲得し
た最優秀賞にも輝く。
2021 年 第 1 回イブラ・グランド・アワード・ジャパン・コンクールにて AYAKO WATANABE PRIZE
を受賞。翌年 5 月に当コンクールの副賞として、NY カーネギーホールで演奏。
2022 年 第 28 回 Mottola 国際ギターコンクール Young C 部門第 1 位。
2023 年 日本・スペインギター協会 創立 50 周年記念「第 41 回スペインギター音楽コンクール」に
て予選、本選と通過し、グランドファイナルでは自身初となるオーケストラ協演による「アランフェス
協奏曲」全楽章を演奏し、グランドファイナル出場者では唯一の日本人女性ながらも聴衆賞と第 2
位を獲得。
10 代から最高級のテクニックと評価され、迫力とスピード感ある演奏で観衆を魅了する。
クラシックギターの魅力を伝えながらコンサート活動を行い、また表現の幅を広げるべく精力的に挑
戦を続ける。
Amazon よりオンラインコンサートを収録した DVD「Chaconne」、「森に夢みる」を発売中。