永久メモリアル名誉会長 協会創設者 大沢一仁
2014年3月永眠 享年88歳
当協会は、1973年(昭和48年)日本とスペイン両国間の、ギター音楽の交流を促進する為に発足した、スペイン大使館公認の全国組織による任意団体です。 主として、スペインに渡った経験のあるギタリスト及び愛好家によって創設されましたが、スペイン音楽に興味を持つ方であれば、誰でも気軽に入会することが出来ます。 主な行事は毎年のスペインギター音楽コンクール(10月)、ニューイヤ-コンサート(1月)のほか、親睦会等を随時行い会員相互の交流にも力を入れております。
日本・スペインギター協会の沿革と実績
1972年 協会創設者 大沢一仁永久メモリアル名誉会長(1925〜2014.3.16)がマドリードの大学都市内『CoIegio Mayor“MARA”』にて日本人ギタリストの為の特別ギター講習会開催。翌1973年、サンチャゴ・デ・コンポステーラに於ける国際音楽講習会に、日本人特別ギタークラス設置、以後1975年まで毎年参加、延べ100 名以上の日本人ギタリストがスペインにてギター講習受講。セゴビア助教ホセ・トーマス氏が講師担当。
1973年 3月、上記講習会参加者により『スペインギター友の会』が日本とスペインのギター音楽の交流発展のために創立。
協会の母体となる” スペインギター友の会” が発足。
1975年 1月、会員による毎年恒例となるニューイヤーコンサート開催。
1978年 創立5周年の際『日本・スペインギター協会』と改称、スペイン大使館の公認を得る。
アルコイ市(アリカンテ県)のギタリスト、ホセ・ルイス・ゴンザレス氏が名誉会長就任。
1980年 スペインより『フアン・カルロス国王・ソフィア王妃両殿下』来日。スペイン大使館にて大沢一仁会長が、両殿下と謁見の光栄を得る。
1983年 創立10周年を機に『スペインギター音楽コンクール』を創設、第1回開催。以後、毎年10月開催。
1986年 スペインより来日の『クリスティーナ王女殿下』歓迎レセプション(東宮御所)に、当協会会長大沢一仁夫妻参列。
1987年 ギタリストJ.L. ゴンザレス来日公演の際、歓迎会を主催。
1988年 創立15周年、ニューイヤー・記念コンサート開催。
1989年 第8回スペインギター音楽コンクールにスペイン大使A. オヤルサバル閣下ご夫妻ご臨席。
1992年 『ホセ・ルイス・コンザレスのマスター・クラス』を労音大久保会館で協会主催により3日間に渡り開催。
1993年 日本スペイン・ギター協会創立20 周年記念祝賀会開催。(於・青山ダイヤモンドホテル)
駐日スペイン大使閣下ご夫妻及び文化担当官初め、日本ギター界の代表者多数御臨席。
1995年 新大使サンチャゴ・サラス閣下が着任、大択一仁会長3月大使館表敬訪問。
1998年 名誉会長ホセ・ルイス・ゴンザレス氏3月急逝、大沢一仁会長、アルコイ市(バレンシア)での告別式に列席。
1999年 新大使ホアン・レーニャ閣下着任。第17回より、安田生命保険株式会社の協賛により、ギターコンクール会場を新宿の安田生命ホールに移す。
2000年 大沢一仁会長、第5回アルハンブラ国際ギターコンクール(スペイン・アルコイ市)の招聘審査員となる。
2001年 第19回スペインギター音楽コンクール〜ホアキン・ロドリーゴ生誕100周年記念イベントとし、
ホアン・レーニャ・スペイン大使閣下より特製カップとディプロマ授与。
2002年 第20回スペインギター音楽コンクール〜フランシスコ・タレガ生誕150 周年記念イベントとして、第1位に、
駐日スペイン大使閣下より特別賞授与。
10月、スペイン大使館にて、ホアン・レーニャ大使閣下送別レセプションに大沢一仁会長が列席。
11月新駐日スペイン大使ハヴィエル・コンデ閣下着任。大沢一仁会長が表敬訪問。
2003年 1月の第29回ニューイヤーコンサート及び翌年10月の第21回コンクール共に、台東区教育委員会の後援が承認され
以後毎年、台東区立『ミレニアムホール』開催となる。
3月30日、日本・スペイギター協会創立30 周年記念を青山ダイヤモンドホテルに於いて開催。
6月29日、30日、塩原温泉へ、会員有志による親睦旅行を実施。
2004年 第18回優勝者伊東修子、スペイン政府留学生2004年度スペイン政府試験に合格。
日本・スペインギター協会による沖縄・交流演奏会を実施。
2005年 大沢一仁会長「ギター人生」講演。於・文京シビック小ホール。ゲスト演奏・斎藤明子氏。
2006年 スペイン政府給付留学生伊東修子、アンドレス・セゴビアの生誕地、リナレス市より帰国。
2007年 セルバンテス文化センター東京館長ヴィクトール・ウガルテ氏、第25回スペインギター音楽コンクールにご臨席。
2008年 3月30日、創立35 周年記念及び大沢会長の「ギター人生60 有余年を讃える」祝賀会開催。
4月17日、大沢一仁会長が名誉会長に、本木盛夫氏が会長に就任。(於・青山ダイヤモンドホテル)
2009年 本木盛夫新会長のもと新理事により詳細な討議され理事会組織が整う。
2010年 4月から事務局を上尾市小泉379-21 三井41-1 金子方に移転。
6月29日、30日、塩原温泉へ、会員有志による親睦旅行を実施。
第28回スペインギター音楽コンクールに於いてスペイン大使館文化部ボルファ・サラサール氏臨席。
2011年 朝日新聞厚生文化事業団「東日本大震災救援募金」を通じ10 万円寄付。
2012年 第30回記念スペインギター音楽コンクールに、仏サバレス社/クレハ合繊株式会社よりアリアンス・カンティーガ3種類の弦、会員一同にご提供。
2013年 1月27日、日本・スペイン交流400周年記念第39回ニューイヤーコンサート開催。
日本・スペインギター協会創立40周年記念祝賀会を3月24日ホテルフロラシオン青山に於いて開催。
2014年 3月、永久メモリアル名誉会長 協会創設者 大沢一仁 永眠 享年88歳
第3代会長に村治昇氏が就任。新設の会長代理に中島晴美氏、名誉会長に本木盛夫氏が就任。
スペインギター音楽名曲コレクションの企画を立ち上げる。編集責任者・村治昇会長、編集長・渡辺隆理事。
2015年 10月10日スペインギター音楽名曲コレクション第1集発売。
2016年 1月、スペインギター音楽名曲コレクション第1集出版記念第42回ニューイヤー・コンサート開催。
4月、第4代会長に中島晴美氏、会長代理に河野智美氏、顧問に村治昇氏が就任。
マドゥーロ賞(Mro)・マドゥーラ賞(Mra)新設決定。
スペイン大使館よりコンクール本選出場者6名にディプロマ(認定証)授与決定。
新体制の発足に伴い、賛助会員制度発足。㈱インフォメーション・ディベロプメント社ほか新規協賛企業が加わる。
外務省の後援が正式認可。駐日スペイン大使館との関係強化が進む。
2017年 1月29日にスペインギター音楽名曲コレクション第2集発売。
2月、スペイン大使館にて初の大使館主催の第34回スペインギター音楽コンクール優勝者茂木拓真のリサイタル開催。
6月ハクジュホールロビーに於いても初の同コンクール優勝者コンサート開催。
4月、中島晴美会長、スペイン国王フェリペⅥ世来日に際し、謁見の儀にお招きいただき、国王陛下に拝謁の栄を賜る。
ホームページ全面リニューアル。
5月、会報53号発行。
6月、第1回Hakuju・優勝者ロビーコンサート開催(茂木拓真リサイタル)第35回コンクール1次予選の選考。
7~9月、コンクール準備委員会実動開始。(抽選方法、審査集計のコンピュータ化などシミュレーション)
10月、エンリケ・グラナドス没後150年記念 第35回スペインギター音楽コンクール開催。
第2次予選 32名 本選出場者6名 優勝者ノエル・ビリングスリー
第1回インフォメーション・ディべロプメント特別賞 茂木拓真 スペイン・セビーリャ国際ギター講習会に参加。
10月12 日、本木名誉会長夫妻、中島会長、スペインナショナルデイ(国家の日)スペイン大使館に招かれる。
11月、千葉県御宿町主催 当協会コンクール優勝者茂木拓真リサイタル開催。
12月、スペイン政府観光局 第44回ニューイヤーから新規協賛。
2018年 スペイン大使館より第44回ニューイヤーコンサート、第36回コンクールがスペイン日本外交関係樹立150周年記念行事に認定される。
1月、スペイン日本外交関係樹立150 周年開会式 スペイン大使館 茂木拓真が記念演奏。
中島会長 インスティトウト・セルバンテス東京へ新館長ウガルテ氏(再任)へ表敬訪問し新規協賛を得る。
ウガルテ館長 名誉会員へ。
3月、東京文化会館において第45回総会開催。
第44回ニューイヤーコンサート開催 参加18 組29名 入場者数 270
4月、新理事7 名を加え理事35 名により理事会発足。創立45 周年企画、国際化推進、IT化推進など各委員会設立。
志野文音学生会員、新設の学生委員に、会員の堀田京子税理士、会計監査に就任。事務局業務は、後期より事務局および小口会計を森淳一理事へ、会員会計および決算を藤澤和志理事に移行。
5月、会報55号発行 第36回コンクール開催手順書の冊子化開始。
6月、第36回コンクール1次予選の選考。
スペイン大使館において、大使館主催、ノエル・ビリングスリー優勝者リサイタル開催。
8月、第2回インフォメーション・ディべロプメント特別賞 ノエル・ビリングスリー スペインのペトレルに於けるホセ・トマス国際ギターフェスティバルに参加。コンクール第2次予選申込みより新事務局に業務移行。
9月、スペイン政府観光局より要請を受け、第36回コンクール入賞 横村福音、スペインフェスタ(東京ビッグサイト)にて演奏。
10月12日、中島会長、スペイン大使館よりスペインナショナルデイ(国家の日)レセプションに招かれ列席。
14 日、スペイン日本外交関係樹立150周年記念〜スペインギター音楽名曲コレクション第3集完成記念 第36回スペインギター音楽コンクール開催。
第1次予選 54名 第2次予選出場 42名 本選6名 優勝者 仲山涼太
新事務局 さいたま市中央区鈴谷7-10-10-302 森淳一方へ。
協賛社リヤドロ・ジャパン社より要請を受け、第34回コンクール優勝 茂木拓真学生会員、横浜高島屋主催のサロンコンサートを行う。
11月、ゴンサロ・デ・ベニート大使閣下ご退任 中島晴美会長、スペイン大使館 送別レセプションに列席。
新大使ホルヘ・トレド・アルビニャーナ大使閣下着任。スペイン大使館150 周年写真展に於ける歓迎レセプションに列席。
インスティトウト・セルバンテス東京開設10 周年記念ジョルディー・サヴァール古楽アンサンブルコンサートに招かれ、セルバンテス図書館にスペインギター音楽名曲コレクション全3巻を寄贈。
千葉県御宿町主催 第35回優勝者ノエル・ビリングスリーリサイタル開催
12月、インスティトウト・セルバンテス東京 第45回ニューイヤーから新規協賛決定。
2019年 1月、第45回ニューイヤーコンサート開催 参加18組24名 入場者数210名
3月、スペイン大使館主催、当協会コンクール優勝者仲山涼太リサイタル5月23日開催決定。
3月31日、台東区ミレニアムホールにて総会。
同日、浅草ビューホテルにて創立45周年記念・スペインギター音楽名曲コレクション全3巻完成記念祝賀会開催。
4月、理事会発足 中島会長 正式に駐日スペイン大使にご着任のトレド大使閣下に表敬訪問
スペインギター音楽名曲コレクション第3集を寄贈 第37回コンクールに大使館のご後援・ご協賛を頂く。
5月、会報56号発行 スペイン大使館において、大使館主催 仲山涼太優勝者リサイタルを開催。
第37回コンクール 英語・スペイン語による応募要項開示。
6月、第37回コンクール1次予選選考 多数の応募者の中から50名通過。
仲山涼太 Hakuju賞受賞 優勝者記念コンサート開催。
6〜9月、多方面多数のご後援・ご協賛を頂き、役員およびコンクール準備委員会により、ちらし作成、発送、各種必要品
調達、手順書改訂、プログラム作成等、多岐にわたるコンクール準備を行う。
9月、簗和夫氏による新ロゴデザインが決定。
10月、第3回ID賞(インフォメーション・ディベロプメント特別賞)仲山涼太 スペインのセヴィージャ国際ギターフェスティバルに参加。
10月13日、第37回スペインギター音楽コンクール開催 協会ロゴデザイン公開
2020年 1月、第46回ニューイヤーコンサート開催 参加21組27名 入場者数155名
2月、新型コロナウイルス対策のため、理事会をマルチメールで開催。以後総会から9月まで理事会は全てzoomで在宅会議。
6月、第1次予選在宅音源審査
9月、第2次予選在宅動画審査
10月18日、本選・表彰式を無観客にて開催。第2次予選、本選、表彰式全て後日、動画にて一般公開。
11月24日、スペイン大使館において、大使館主催 横村福音優勝者リサイタルを開催。
2021年 1月、第47回ニューイヤーコンサート コロナ 禍にて中止
3月、第47期総会開催 粟戸智之氏(会計)が新理事、安藤三七子理事(総務)新役員に。
4月、第48期発足。文化庁より芸術文化維持団体として認定され第38回コンクールへの助成金が下りる。〜9月オンラインで、理事会、第39回コンクール第1次音源審査、第2次動画審査。
10月10日、第39回スペインギター音楽コンクール ご協賛社、会員、第39回応募者を招待、ミレニアムホールにて本選会開催。 後日、動画を一般公開。
11月30日、スペイン大使館にて第38回優勝者 大谷恵理架コンサート(大使館主催)
2021年 1月、第48回ニューイヤーコンサート開催〜第38回第39回受賞記念 参加24組28名 入場者数122名
2月、第37回優勝者横村福音、ID賞および日本・スペイン友好省の支援を受けスペイン・セビージャへ留学
3月、第48回総会、理事改選。
4月、第49期発足。篠原正志、竹之内朋子、細川侑乃、小林 透、大塚勇馬、大津はるみ 新理事に。
定例理事会は定例会常任理事会に。
6月、第40回スペインギター音楽コンクール1次予選(在宅音源審査)により多数の応募者の中から47名選出。
8月、来年度50周年記念特別コンクール企画始動。助成金申請。協賛依頼。
6月〜9月、役員及びコンクール準備委員会により、第40回協賛依頼、チラシ作成発送、手順書改訂、必要品調達、プログラム作成などコンクール準備。
2022年
1月、第48回ニューイヤーコンサート開催
2月、第37回優勝者横村福音、ID賞および日本・スペイン友好賞の支援を受けスペイン・セビージャへ留学
3月、第49回総会、理事改選。
4月、第50期発足。篠原正志、竹ノ内朋子、細川侑乃、小林透、大塚勇馬、大津はるみ 新理事に。
6月、第40回スペインギター音楽コンクール1次予選(在宅音源審査)により多数の応募者の中から47名選出。
7月、村治昇 50周年祝賀コンサート(サントリーホールローズルーム) 祝賀パーティー(全日空ホテル)開催
8月、来年度50周年記念特別コンクール企画始動。助成金申請。協賛依頼。
6~9月、役員及びコンクール準備委員会により、第40回協賛依頼、チラシ作成発送、手順書改訂、必要品調達、プログラム作成などコンクール準備。
9月、第39回優勝者小林龍和 観光見本市「ツーリズムEXPOジャパン」のスペイン政府観光局ブース@東京ビッグサイトにてコンサート。
10月16日、第40回スペインギター音楽コンクール 2年ぶりに2次予選からミレニアムホールで開催
同日、2023年第41回スペインギター音楽コンクール2日目に協会創立50周年記念特別企画としてオーケストラ共演アランフェス協奏曲による最終決戦・グランドファイナルを行うことを発表。
11月25日、株式会社IDホールディングスより特別協賛金100万円の了承をいただく。
11月、事務局業務を役員の安藤総務及び粟戸決算会計担当が森事務局より引き継ぎ、2023年 森理事 事務局長退任
12月22日、公営財団法人ロームミュージックファンデーションより助成金(満額250万円)決定
2023年
1月29日、第49回ニューイヤーコンサート開催 参加17組21名 入場者数90名
3月、第50回総会 小林透・大塚勇馬を常任理事、小林透(事務局)新役員に。石原圭一郎を地方理事。
4月、第51期発足。事務局は小林理事、会計は安藤理事に。
6月、第41回コンクール 第1次予選在宅音源審査 41名選出
7月、第40回コンクール本選動画 公開
6~9月、役員及びコンクール準備委員会により、創立50周年記念第41回コンクール協賛依頼、チラシ発送、手順書など改訂、プログラム原稿、寄稿文依頼などコンクール準備
10月14~15日 日本・スペインギター協会創立50周年記念 第41回スペインギター音楽コンクール開催(ミレニアムホール)。初日の本選演奏者10名の内上位三名が2日目のグランドファイナルにてオーケストラとアランフェス協奏曲(J.ロドリーゴ)を共演。
11月28日 第40回コンクール優勝者 山本采和スペイン大使館コンサート
2024年
1月28日、第50回ニューイヤーコンサート開催。 参加17組22名
2月、第65回会報を発行。今回より会報をPDFファイルによるWEB上での発信に。
3月~10月、第41回コンクール 本選 グランドファイナル 表彰式 動画公開
3月、第51回総会。理事改選。
4月、第52期発足。平丈恵・松居孝行・渡辺勇を新理事に。
金子忠良氏(故人)を名誉理事、本木盛夫氏を第2代名誉会長、村治昇氏を第3代名誉会長に。
6月、第42回コンクール 第1次予選在宅音源審査 29名選出
10月20日、J.ロドリーゴ没後25年記念 第42回スペインギター音楽コンクールを開催(ミレニアムホール)。特別企画として制作家によるギター展示・宮川春菜氏による弾き比べ&特別コンサートを開催。
2025年
1月26日、第51回ニューイヤーコンサート ミレニアムホール(予定)
10月12日、第43回スペインギター音楽コンクール J:COM浦安音楽ホール内コンサートホール(予定)